展示テーマ
成都の誕生:先秦時代の成都
会期
常設展
会場
2階
成都博物館の先秦館は博物館の2階にあり、通史展示の最初の部分にあたります。当館は、秦朝以前、蜀の国の文化の発展歴史に沿って、新石器時代晩期の宝墩文化の古都遺跡群、夏商周時代の三星堆遺跡と金沙遺跡、戦国時代の商業街船棺葬、および巴蜀図語に至るまでの内容を重点として、240件以上の逸品文化財の展示に合わせて、古蜀の文明、並びにその美しさ、不思議な素晴らしさを展示しています。また、展示ホールでは、場面再現や地形の模型、マルチメディアなどの展示方式によって、古蜀の人々の生活を、あらゆる側面で生々しく紹介
展示テーマ
天府と称された西蜀:両漢・魏・晋・南北朝時代の成都
会期
常設展
会場
2階
秦漢時代になると、成都は蜀郡の郡治として、西南地区の政治、経済、文化の中心地となりました。都市が賑やかで物産も豊饒であり、当時の「五都」の一つに並べられ、「天府」と呼ばれました。紀元221年、劉備は成都で蜀の皇帝と称した為、三国時代が始まりました。両晋・南北朝時代には、成都はシルクロードの「河南道」の起点となり、アジアとヨーロッパの間の経済的および文化的交流において重要な役割を果たしていました。
展示テーマ
賑わう都:隋唐五代宋元時期の成都
会期
常設展
会場
3階
唐宋展示館は成都博物館の3階にあり、隋・唐・五代・宋・元時代に西南大都会としての成都の繁栄が示されています。ホールで磁器、陶器、金銀器、銅器など600件以上の文物が展示されていて、数量の多さと内容の豊かさで、隋唐時代の成都は当時の揚州の次ぎ、二番目の繁華な大都会(揚一益二)であるのを示し、「五代十国」時代の「天下の富国」の名で成都の平和と贅沢な生活を見せ、宋朝の「商店が立ち並ぶ、物流で天下を渡る」という商業の繁栄及び元の時代の外族抗争と都市再建のねばり強さを再現しています。また、唐朝の成都の発達
展示テーマ
西南行政中心:明清時代の成都
会期
常設展
会場
3階
明清時代になると成都は、四川省の省都だけでなく、中央政府が西南地区を統治する拠点としての役割も果たしました。この時期、成都は、農、工、商業とも発達していて、町の景色が美しく、優れた人材が輩出し、正真正銘の「天府の国」でした。博物館の明清館には、明朝の賑やかさを想像させる「蜀王府」のモデルハウスが展示されています。数多くの明朝の陶俑、美しい金器、玉器及び磁器は、明朝の成都の繁栄を示しています。また、清朝磁器の種類の多さや、精巧な細工によって作られたかぎ煙草の壺や、装飾品とも清朝の成都の発達した商業