<戻る

競姸(百花姸を競う):清朝中日伊万里焼展

展示テーマ

競姸(百花姸を競う):清朝中日伊万里焼展

会期

2020年06月30日~2020年10月11日

会場

三階臨時展覧ホール

唐代にチャイナボーン(中国白磁)がアジアやアフリカに渡って以来、画期的で芸術性と実用性を兼ね備えた中国磁器は、急速に評価を高め、中国の代名詞として世界に響いています。明代~清代にかけて、陶磁器の輸出は最高潮に達し、茶葉やシルク以外に最も重要な「Made in China」となり、古代における中国と西洋の文明の交流と融合の重要な手段として、次第に発展していきました。伊万里焼は17世紀中期から18世紀中期にかけて最も重要な輸出陶磁器で、極めて高い芸術価値と豊かな歴史的・文化的意味合いを持つものとして、古代の海上シルクロードを通じた中国と海外の技術交流の成果であり、文化の統合を証明するものでもあります。

今回の「競姸(百花姸を競う):清朝中日伊万里焼特設展」では東莞展覧館で所有されている168点/セットの中日両国の伊万里焼を通じて、中国と日本の磁器の異なる技法、様式的特徴、発展を対照的な視点から紹介し、中国と日本の「伊万里焼」の美しさを伝えるとともに、中国と日本の「伊万里」様式の輸出磁器の貿易、そして数世紀にわたる技術・文化の衝突と、交流でのさまざまな抗衡、革新の歴史を伝えています。

 

 

 

リストに戻る